猪ノ鼻の甘酒まつり

s-shimada2005-07-24

今日は、「猪ノ鼻の甘酒まつり」の見物に出かけました。
このお祭りは、秩父市荒川猪ノ鼻地区の熊野神社の夏祭りです。
むかし、倭健命(ヤマトタケルノミコト)が東征の折に、この地において付近を荒らし回る大猪(実は山賊の頭)を退治したことを人々は大変喜んで、濁り酒(ドブロク)を作って献上しました。
これが後に甘酒となり、村人がお互いに甘酒をかけ合い、疫病除けのおまじないになり、「甘酒こぼし」とも言われています。
地元の人が造った甘酒を、無病安全豊作などを祈願して、参詣の人々や氏子たちが飲んでから、子供から老人までが、ふんどし(パンツ)ひとつで、賑やかに甘酒を頭からかけ合う風景は、大変珍しいお祭りです。