秩父観音霊場第十五番「少林寺」

s-shimada2011-12-22

12月16日に続いて、秩父神社の参道から入って秩父鉄道の踏切を渡ると、そこに札所十五番「少林寺」があります。この本堂は、明治の秩父大火後に建てられ、珍しい白漆喰塗り込みの耐火構造です。境内には、多くの草花が植えられ、手入れが行き届いており、花の季節には綺麗に咲き誇り、見ごたいがあります。
この寺の御詠歌にある蔵福寺は、以前秩父神社の境内に有った寺で、明治の廃仏希釈により廃寺となり、ここの五葉山少林寺が引き継ぎました。境内には、明治17年の秩父事件で殉職した2名警察官の墓が並び、内務大臣山県有朋の碑文があります。
次回は、札所十六番「西光寺」を紹介します。ご期待ください。