萩平舞台での歌舞伎公演

s-shimada2006-10-21

今年の萩平歌舞伎公演は、10月21日(土)に行われました。場所は、秩父市下寺尾の萩平諏訪神社境内にある歌舞伎舞台です。この建物は、埼玉県指定有形民俗文化財に指定されております。
当日は、午後2時から開演し、夜8時頃までいろいろな郷土芸能の発表が続きました。お目当ての秩父歌舞伎正和会の歌舞伎は、4時半頃と7時頃に上演されました。写真は、「吉例曽我対面」の様子です。正和会のメンバーは、12月3日の秩父夜祭の屋台歌舞伎を毎年勤めております。
その他の出し物としては、大正琴や三味線の演奏、秩父屋台囃子の演奏、黒谷の獅子舞、貴布祢神楽、歌舞伎下座音楽の紹介、最後に萩平こども歌舞伎が行われました。
今年から地元の画家や写真家による展示として「萩平散歩展」が、開催されておりました。内容は、萩平歌舞伎舞台の絵画、写真のほか、陶芸作品の展示、お茶席、音楽など、民家、納屋、軒先などで行っていました。
ゆっくりといろいろなものが鑑賞でき、十分秋を楽しむことができました。