小鹿野の春まつり

s-shimada2007-04-20

4月20日と21日は、隣町の「小鹿野の春まつり」です。以前に一度見た記憶はありますが、今回ゆっくり見物に出かけました。
午後1時頃に家を出で、西武秩父駅からバスで小鹿野まで出かけるつもりでしたが、バスの時間を確認しなかったので、一時間も待つことになりました。2時14分のバスで小鹿野町役場まで行き、そこで降りて街の中を屋台・笠鉾を見物して回りました。屋台は2台(春日町、上町)で、笠鉾も2台(新原、腰之根)です。この町は、歌舞伎で有名ですが、20日の夜は、屋台の両脇に張り出し舞台を組み立て、地元の人々による歌舞伎を上演する予定とのことでした。
この祭りは、小鹿神社の例大祭の付け祭りです。この時期は、小鹿野は祭り一色に染まり、町衆は歓喜とともに遅い春の訪れを謳歌していました。屋台・笠鉾の先頭には、華やかな衣装に身を包んだ若き乙女たちが努める「金棒つき」、曳き綱の中で声を張り上げ、若衆の音頭をとる祭りの花形「拍子木」、屋台・笠鉾の上で若衆を鼓舞する「反木・上のり」などの協力により、勇壮な太鼓の囃子と熱気ある掛け声とともに町中を引き廻されます。写真は、腰之根の笠鉾の曳き廻されている様子です。
21日は、朝から夜まで、小鹿野の町は祭り一色となることでしょう。正午から上町の特設舞台で、歌舞伎も行われるとのことでした。夜は、スターマイン打ち上げ花火も行われます。