大野登画伯の個展

s-shimada2007-06-09

秩父に点在していたワラ屋根の民家を描いてきた地元の大野登画伯が、このたび「絵筆を持って50年」という作品集を出版しました。これを記念し100号を中心とした展覧会を開催しました。さっそく初日の6月9日(土)に、秩父市永田町の秩父美術館ギャラリーに出かけました。写真は、展覧会場の様子です。
大野登君は、私と同級生です。子供の頃には、ワラ屋根の民家もかなり在りましたが、現在では、ほとんど見かけなくなりました。彼も秩父を歩き回り、八十数件残っていたワラ屋根の民家を描き続けました。時の流れとともに、ワラ屋根民家は瓦屋根民家に代わっていったため、大野君は、10年ほど前から福島県岩手県にも足を延ばしていました。
当日は、あいにく曇り空でしたが、秩父美術館ギャラリーの前は、奇麗に飾られており、多くの人々が入場していました。友達のことではありますが、私としても本当にうれしい一日でした。大野君、本当におめでとう。これからも頑張ってください。