秩父札所徒歩巡拝 第1日

s-shimada2008-02-26

秩父地方に春を告げる風物詩として、「観音参り」があります。今年も2月26日から始まりました。今年は、3月18日から4カ月間にわたって、「秩父札所総開帳」が行われます。この巡拝団は、今年で13回目になります。全コースで約100キロメートルを5日間かけて、34カ寺を徒歩で巡拝します。最近は、歩く人が増え、今年は180名を超えました。写真は、説明を受けている勢揃いした多くの参加者の様子です。
第1日の行程は、札所1番から11番までの11カ寺です。札所1番四萬部寺に8時40分に集合し、受付と結団式を終えて、お参りをして、元気に札所2番に出発しました。札所2番真福寺への山道は、最初の難関です。何とか励ましながら札所2番に到着しました。次の札所3番への下りは、いつもは梅や桃の花が見られたのですが、今年は遅れていました。途中、キンモクセイの巨木を見て、2番の納経所の光明寺へ立ち寄り、札所3番常楽寺を目指しました。札所3番は、均整のとれた美しい観音堂です。次の札所4番金昌寺は、横瀬川と県道を渡り、山の麓にあります。この寺の石仏と子育て観音は有名です。次の札所5番語歌堂で昼食をとることとなり、元気に札所5番に向かいました。やっと昼食となり、日だまりでの楽しい昼食でした。
午後は、札所7番法長寺に向かいました。道順の関係でここだけは、番号が入れ替わります。札所7番は、大きな伽藍のお寺です。次の札所6番卜雲寺は、すぐ近くです。この寺の境内からの武甲山の眺めは、素晴らしいものです。次の札所8番西善寺へは、少し歩きます。この寺の境内のモミジは有名です。ボケ封じの阿弥陀三尊も信仰されています。次の札所9番明智寺へもかなり歩きます。安産・子育ての観音様として有名です。次の札所10番大慈寺は、朝日のあたる山麓にあり、堂内のおびんずる様が有名です。本日最後の札所11番常楽寺へは、車の多い県道沿いに歩いて、やっと到着しました。最後のお勤めをして、次回の予定を聞き、解散となりました。
第1日の行程は、18.4キロメートルで、私の万歩計では、30,000歩でした。参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。次回は、2月29日午前8時15分秩父神社集合です。    合掌