秩父札所徒歩巡拝 第1日

s-shimada2009-02-24

秩父地方に春を告げる風物詩として、「観音参り」があります。今年も2月24日から始まりました。この巡拝団は、今年で第14回になります。全コースで約100キロを5日間かけて、34ヵ寺を徒歩で巡拝します。最近は、参加者が多く、あいにくの天気にも拘わらず、今年も160名を超えていました。
第1日の行程は、札所1番から11番までの11ヵ寺です。札所1番四萬部寺に8時40分に集合し、受付を終え、全員でお参りをして、元気に札所2番へ出発しました。札所2番真福寺への山道は、最初の難関で、なんとか励ましあいながらやっと到着しました。写真は、札所2番に到着した時の様子です。次の札所3番への下りは、桃や梅の花や途中のキンモクセイの巨木を見て、札所2番の納経所の光明寺へ立ち寄り、札所3番常泉寺を目指しました。札所3番は、均整のとれた美しい観音堂です。札所4番金昌寺へは、横瀬川と県道を渡り、山の麓にあります。この寺の石仏と慈母観音は、有名です。次の札所5番語歌堂で昼食となり、境内で美味しい昼食をとりました。
午後は、札所7番法長寺へ向かい、ここだけは順番が入れ替わります。札所7番は大きな伽藍のお寺です。次の札所6番卜雲寺は、すぐ近くです。この境内からの武甲山の眺めは素晴らしいのですが、今日はあいにく雲がかかり、見えませんでした。次の札所8番西善寺は、境内のコミネモミジが有名で、ボケ封じの阿弥陀三尊も祀られております。札所9番明智寺は、安産・子育ての観音様として有名です。札所10番大慈寺は、朝日のあたる山麓にあり、堂内のおびんずる様が有名です。本日最後の札所11番常楽寺へは、車の多い県道を行きます。ここで最後のお参りをして、次回の予定を聞き、解散となりました。
第1日の行程は、18.4キロで、私の万歩計では、31,000歩でした。参加者の皆さん、霧雨の降る寒い中お疲れ様でした。次回は、2月27日8時15分秩父神社集合です。    合掌