秩父札所徒歩巡拝 第1日

s-shimada2010-02-23

秩父地方に春を告げる風物詩として、「観音参り」があります。今年も2月23日から始まりました。この巡拝団は、今年で第15回になります。最近は、参加者も多く今年も150名を超えました。全コースで約100キロを5日間かけて、徒歩で巡拝します。第1日目の行程は、札所1番から11番までの11ヵ寺です。
初日は、札所1番四萬部寺に8時40分に集合し、受付を終え、全員でお参りをし、準備体操をして、元気に札所2番へ出発しました。今年の写真は、出発前の札所1番での様子です。札所2番真福寺への山道は、最初の難関で、お互いに励ましあって頑張りました。次の札所3番への下りは、梅や桃の花を見たり金木犀の巨木をみて、札所2番の納経所の光明寺へ立ち寄り、札所3番常泉寺へ行きました。札所3番は、均整のとれた美しい観音堂です。札所4番金昌寺へは、横瀬川と県道を渡り、山の麓にあります。この寺の石仏と慈母観音は、有名です。今年は、次の札所5番の納経所の長興寺の御好意で、ここで昼食となりました。
午後からは春のようなよい天気になり、着ている物を脱ぎ、札所5番語歌堂をお参りし、次は順番が入れ替わって、札所7番法長寺へ向かいました。札所7番のお堂は、一番大きなお堂です。次の札所6番卜雲寺は、すぐ近くです。この境内からの武甲山の眺めは素晴らしいものです。次の札所8番西善寺は、境内のコミネモミジが有名で、ぼけ封じの阿弥陀三尊が祀られています。札所9番明智寺は、安産・子育ての観音様として有名です。札所10番大慈寺は、堂内のおびんずる様が有名です。本日最後の札所11番常楽寺は、車の多い県道を行き、夕陽の美しい寺です。ここで最後のお参りをして、挨拶と次回の予定を聞き解散となりました。
第1日目の行程は、18.4キロで、私の歩数計では、32,000歩でした。参加者の皆さん、お疲れ様でした。次回は、2月26日8時15分秩父神社集合です。     合掌