長瀞のハナビシソウ

s-shimada2010-05-25

久しぶりに晴れたので、長瀞ハナビシソウ(花菱草)を見物に出かけました。場所は、長瀞駅から宝登山神社への参道を歩いて行き、10分ほど行ったところを左に入って、「旧新井家住宅・郷土資料館」の横の野土山のふもと、10,000平方メートルの丘陵地帯一面に約100万本のハナビシソウが咲く誇っています。この花は、別名カリフォルニアポピーと言われ、原産地は北アメリカ西部とのことです。また、この花弁は、日中は開き、雨の日や夜は閉じるそうです。和名は、花の形が「花菱紋」に似ているところからつけられたとのことです。花の色は、黄色が多く、ほかに白やオレンジなどがあり、草丈は、30から40センチメートル位です。
近くの「旧新井家住宅」は、国指定重要文化財で、250年ほど前に建築された養蚕農家で、中野上から移築された家です。建物の特徴は、屋根が板葺であるということです。併設されている長瀞町郷土資料館は、養蚕の道具をはじめ、機織の道具、山仕事の道具や農具などを展示しています。ついでに、ここも見学してくだされば幸いです。