秩父川瀬祭り

s-shimada2010-07-20

昨日の宵宮に続き、今日は秩父神社の川瀬祭りの当日です。この祭りは、秩父のお祇園とも言われ、子供たちが元気で暑い夏を乗り切るようにとの願いが込められています。この祭りの祭典は、荒川の斎場で行われ、その行列の先導を8台の屋台・笠鉾が努めます。勇壮な秩父屋台囃子を響かせながら、ゆっくりと荒川の近くの「中村広場」まで曳き下ろされます。
秩父神社境内から、12時40分に先頭の番場町の屋台が曳き出され、決められた順序に従って、8台の屋台・笠鉾が続きます。沿道は、多くの見物者で賑やかでした。最後の本町屋台が到着すると、その後に神社の行列が続き、最後に荒川に入って「神輿洗い」を行う神社の神輿が青年氏子たちに担がれて行きました。
帰りは、3町会は独自のルートで帰りますが、残った5町会は、秩父神社入口交差点で最後のお別れ行事を毎年派手に行われます。夜は、東町屋台が、秩父夜祭りのコースを通り、秩父公園へ団子坂曳き上げを毎年行っています。年々見物者が増え、夕涼みの人々で賑わいました。屋台からのご供物がばら撒かれ、拾う人々で大騒ぎでした。写真はその時の様子です。9時を過ぎると、祭りもフィナーレを迎え、盛り上がりました。子供達も明日から元気に夏休みを楽しむことでしょう。