山田の春祭り

秩父地方に春を告げる最も早いお祭りとして、秩父市山田の「春祭り」があります。春らしい穏やかな良い天気となりましたので、見物に出かけました。今回は、東北太平洋地震のため、祭の規模を縮小し、午後の屋台・笠鉾の曳き廻しと夜の花火が中止とのことでした。
この祭りは、地元の恒持神社の例大祭です。神社の前の道は、両側に露天商のテントが並び、子供たちが賑やかに買い物をしていました。境内には、2台の屋台と1台の笠鉾が曳き込まれ、祭典が行われていました。2台の屋台では、地元の子供により「おどり」が奉納されていました。更に、神楽殿では、この神社に伝わっている神代神楽が奉納されていました。夕方6時までは、屋台・笠鉾共に境内に曳き置かれるとのことでした。写真は、境内に曳き置かれている屋台です。
夜は、花火に代わって屋台・笠鉾が「ぼんぼり」に火を灯して、曳き廻されるとのことでした。この祭りが終わると、秩父地方にも春が訪れると言われております。桜や芝桜の咲く春が待ち遠しいですね。