秩父観音霊場第三十三番「菊水寺」

s-shimada2012-10-29

10月22日に続いて、秩父札所三十三番「菊水寺」に出かけました。先週と同じ時刻のバスに乗り、「松井田」で降り、泉田から奈倉へ行き、妙見宮の脇を通り、奈倉橋を渡り、菊水寺に着きました。松井田から35分かかり、私の万歩計では約3200歩でした。
近くの小坂下にあった観音堂が永禄年間の信玄焼に遭い、本尊が近くの長福寺に移されました。その証拠として、参道入口に大桜山長福寺の寺標の横に、延命山菊水寺と書かれてあります。ここの本尊は、県文化財(彫刻部門第1号)です。また、堂内にある子がえしの絵図(子孫繁昌手引草)と孝行和讃の絵図は、非常の珍しいものです。境内の芭蕉句碑は、寛保3年建立のもので県内最古のものです。
帰りは、奈倉近辺をのんびり散策して、松井田からバスで市内に戻りました。次回は、いよいよ最終回で札所第三十四番「水潜寺」を紹介します。ご期待ください。