長瀞の花菱草

s-shimada2006-05-20

久しぶりの五月晴れの土曜日だったので、長瀞の花菱草(ハナビシソウ)を見物に行きました。場所は、秩父鉄道長瀞駅から宝登山神社への参道を行き、10分ほど歩き、左に入ったところの「旧新井家住宅・郷土資料館」の横の野土山のふもとの丘陵地帯一面に花菱草が咲き誇っていました。この花は、別名をカリフォルニアポピーと言われ、原産地は、北アメリカ西部とのことです。また、この花の花弁は、日中は開き、雨の日や夜は閉じるそうです。花の色は、黄色が多く、ほかに白やオレンジがあり、草丈は、30から40センチメートル位です。
近くの「旧新井家住宅」は、国指定重要文化財で、250年ほど前に建築された養蚕農家で、中野上から移築された家です。建物の特徴は、屋根が板葺であるということです。併設されている長瀞町郷土資料館は、養蚕の道具をはじめ、機織の道具、山仕事や農具などを展示しています。ぜひ、ご覧になってください。
来たついでに、荒川の名勝岩畳の上も歩きましたが、藤の花はすでに咲き終っておりました。子供の頃によく来た桜通りも歩きましたが、新緑の古木になっておりました。さぞかし、満開のときは賑やかだったでしょう。上長瀞駅まで歩き、電車に乗って帰宅しました。天気も良かったし、良い運動になりました。