秩父市有形登録文化財の「御花畑駅」

s-shimada2006-06-10

西武秩父駅から、秩父鉄道への乗換駅として「御花畑駅」があります。非常に小さな駅で、昔懐かしい感じがします。この駅舎は、作られたときの形をほとんど残しております。そのために、平成16年2月17日に秩父市有形登録文化財に登録されておりました。
大正6年9月27日に営業を開始した当時の建造物として「駅長事務室」、その北側に「待合室」、続いて「北改札口上屋」が、一体に並んで建てられています。いずれも木造平屋建て、切妻造波形スレート葺屋根であり、小屋組は真束小屋組を基本とした木造トラスト構造となっています。
レトロな雰囲気の駅舎で、平成16年に自動券売機がはいりましたが、それまで乗車券は硬券(こうけん)に、一枚ずつ日付を入れて、窓口で販売していました。
写真は、文化庁の認定番号のついたプレートです。ぜひ一度気をつけて見てください。