横瀬町：寺坂の棚田

今日は梅雨の合間の良い天気に恵まれたので、久しぶりに隣町の横瀬町寺坂地区の棚田を見に行きました。もうすでに田植えも終わり、武甲山を背に美しい景色が撮れました。
途中、国道２９９号を行き坂氷を過ぎると、「姿ッ原」です。私の子供の頃は、一面田圃の寂しいところでした。秋になると田圃の稲が実り、イナゴ取りの子供たちを時々見かけました。現在は、住宅やいろいろな施設が建設され、田圃も少なくなりました。この田圃には、近くの灌漑池の「姿の池」から水を引いて稲作を行っていました。
やっと到着した寺坂地区の棚田は、なだらかな斜面に、段差をつけて田圃を作り、そこに上から水を次々に流して、稲作を行なっています。ちょうど４名の方が、田植えの体験のために来られていました。このようなボランティアの人々に助けられて、今年も半分くらい稲が植えられておりました。秋には、立派な稲穂が実ることでしょう。また、空き地にはコスモスが植えられ、１０月には美しい景色が見られます。農業にとっては、この梅雨の季節が本当に重要です。