秩父聖地公園の「旧秩父駅舎」

s-shimada2006-09-17

秩父聖地公園内にある秩父鉄道の旧秩父駅舎が、無料休憩所として、期間限定で解放されます。開設期間は、3月春分の日を中心に2週間程度、5月ゴールデンウイーク中、8月お盆前後2週間程度、9月秋分の日を中心に2週間程度です。時間は、午前9時から午後5時(行灯まつりの日は午後9時)までです。この機会に出かけて懐かしみませんか?
この建物は、大正3年秩父駅舎として建設され、長い間、秩父の玄関口として利用されてきました。中央にコンコースをもち、左右に事務所と待合室を配した平面構造です。吹き抜けの高い大屋根と塔屋が特徴で、駅前広場と通りからの遠望効果を狙ったものと思われます。
この駅舎は、地場産業振興センター建設のために解体され、昭和59年に聖地公園に移築され、平成13年には、国の登録有形文化財に登録されました。
館内には、湯茶の用意もあり、秋の彼岸には、多くの方々に無料休憩所として利用していただけるものと思います。