長瀞・不動寺の「曼珠沙華」

s-shimada2006-09-21

長瀞の「秋の七草寺めぐり」は有名ですが、その他にも不動寺の「曼珠沙華」も最近見学者が多くなりました。この寺は、七草寺の「撫子の寺」でも知られています。秋の七草の次に、秋の花で思い浮かべるのは、曼珠沙華彼岸花)です。彼岸の季節になると、田んぼの畦みちなどに、急に地上に芽を出し、真っ赤な花を咲かせます。曼珠沙華は、梵語で「天上界の花、赤い花」という意味を持ち、「華」という漢字は、この曼珠沙華の形からとったともいわれています。
不動寺の裏山には、約7000株の曼珠沙華が植栽されており、赤や白の曼珠沙華が咲き誇っています。写真は、白の曼珠沙華の様子です。
曼珠沙華は、ヒガンバナ科彼岸花の別称です。冬に葉を茂らせ、春に葉が枯れてしまうという、普通の植物と反対のリズムを持っている植物です。白い曼珠沙華は、突然変異や交配によって誕生した園芸種の二種類があります。ユニークな形の華で、とても綺麗です。