秩父札所徒歩巡拝団 2日目

s-shimada2007-02-27

2月23日に続いて、2日目は、8時15分に秩父神社に集合しました。今日は快晴の一日でした。本日の予定は、札所14番から札所25番までの12ヶ寺です。荒川西岸の札所20番から札所25番までは、江戸巡礼古道が復活し、道標も建てられた巡礼道を歩きます。今日も元気に頑張りましょう。
最初の札所15番少林寺は、白壁の耐火構造の本堂です。このお寺には、秩父事件で殉職した警察官のお墓があります。これからは、市街地のお寺が続きます。札所14番今宮坊は、昔の修験道場の流れでこの名前が残っており、秩父札所中唯一の輪廻塔があります。札所16番西光寺には、四国八十八ヶ寺霊場が拝めます。その他に、仏足石、酒樽大黒天、金毘羅大権現があります。札所17番定林寺は、回廊があります。この寺の梵鐘は秩父三名鍾の一つとして有名です。次の札所18番神門寺にも回廊があり、美しい観音堂です。境内には、休憩所とニコニコ地蔵があります。札所19番竜石寺は、大きな岩盤の上に立つ堂々たる観音堂です。境内には、三途婆堂があります。札所20番岩之上堂は、唯一の内田家個人の観音堂です。堂内には、中国二十四孝の彫刻や千匹猿が見られます。札所21番観音堂は、境内に八幡宮芭蕉の句碑があります。札所22番童子堂は、入口の地蔵尊や童顔の仁王尊が見られます。境内には、身代地蔵や地蔵塚があります。ここで、待ちに待った昼食となりました。写真は、全員がのんびりと昼食をとっている童子堂の風景です。
午後は、1時に出発し、山道を行くコースと車道を行くコースに分かれて、札所23番音楽寺へ向かいました。この寺は、歌手のヒット祈願で有名です。また、ここの梵鐘は、明治17年秩父事件のときに打ち鳴らされたことで有名です。次の札所24番は、巡礼古道を黙々と歩いていきました。札所24番法泉寺は、急な石段を登った所にあり、仁王門と観音堂を一つにした建物です。本日最後の札所25番に向けて、もうひと踏ん張りです。途中、「酒づくりの森物産館」でトイレ休憩を取りました。札所25番の観音堂に到着し、最後のお参りを行ないました。
二日目の行程は、18.0キロメートルで、私の万歩計では、3万歩でした。参加者の皆さん、長い距離を歩きお疲れ様でした。ゆっくりお休みください。次回は、3月2日8時15分に札所13番慈眼寺集合です。  合掌