秩父札所の「総出開帳」

s-shimada2007-10-24

坂東、西国と共に日本百観音霊場に数えられている秩父札所34ヶ寺の「総出開帳」が10月21日から29日まで、浅草寺(坂東札所13番)五重塔一階で開催されております。24日に妻と二人で、御参りに出かけました。大寺院での秩父札所の総出開帳は、文化8年(1811年)に護国寺で行われて以来、196年ぶりとのことです。写真は、浅草寺五重塔正面入り口の様子です。
今回の総出開帳は、34ヶ寺の観音堂厨子前にいつも安置されている「御前立観音」を浅草寺五重塔一階に安置し、全て御参りができます。秩父札所の御開帳は、12年に1度の「午年総開帳」の中間に行なう「中開帳」を来年に控え、大寺院での総出開帳が実現しました。
札所関係者が、札所の歴史などの説明のほか、秩父屋台囃子の実演を披露していました。来年の中開帳は、平成20年3月18日から7月18日の4ヶ月の予定です。多くの皆様が、秩父まで足を運んでいただき、素晴らしい自然と観音様の御参りに来られますことをお待ちしています。今回のブログは、秩父地方を出て、東京での取材でした。