秋の味覚「柿」

s-shimada2008-11-01

今年は、台風の上陸もなく秋の味覚の果物が良く実りました。中でも秩父地方の柿の木には、たわわに実った柿の実が鈴なりです。写真は、先週散歩中に目に入った、奇麗に色ずいた柿の実で、写さずにはいられませんでした。
秩父地方では、渋柿をむいて荒縄にひもで結びつけ、秋の木枯らしで乾燥された「つりし柿」が有名で、秩父夜祭などのお土産品として、昔から多くの店で売られています。朝夕の寒さが、美味しい「つるし柿」を作ってくれます。また、田舎の母屋の軒先に簾のように柿が干されている様子は、子供のころを思い出し懐かしさを感じます。
今日から11月に入り、秩父夜祭も一ヶ月後に迫り、秩父は祭りの準備で賑やかになります。山の方は紅葉が進み、今月中旬には長瀞なども綺麗に色ずくことでしょう。市内の木々も色付き、秋を満喫させてくれます。