秩父夜祭(妙見宮)の大祭

s-shimada2008-12-03

12月3日は、秩父夜祭の大祭の日です。今日から曳き出した笠鉾の中近と下郷を見るために、大通りへ出かけました。午前中は、観光客も多くなく、ゆっくり見物できました。昨日、屋台芝居を上演した宮地屋台も例年通り、「舌出し三番叟」の曳き踊りを行いながら、秩父神社に向かっていました。これで6台すべて今年も見られました。天気も快晴で、温かい日となりました。
午後からは、観光バスのお客さんが続々到着し、市内の大通りが混雑するようになりました。大通りの両側には、いろいろな露天商が店を出しており、子供たちを始め、多くの人々が美味しそうに買い食いをしていました。写真は、夜の神幸祭の行列の先頭を行く、準備の整った中近笠鉾の様子です。
夜6時から、まず神幸祭の行列が出発し、続いて中近、下郷、宮地、上町、中町、本町と続きます。斎場の秩父公園の「御旅所」直前の「団子坂」の急斜面を曳き上げるのが一番のクライマックスです。夜7時半からは、日本芸術花火、競技花火、スターマイン等の花火が次々に打ち上げられ、祭りを盛り上げていました。
午前中は、例年より人出が少ないと感じましたが、午後から急に増えて、新聞発表では、19万3000人とのことでした。気候も例年より寒くなく、穏やかな良いお祭りでした。