秩父市吉田の「龍勢祭」

s-shimada2010-10-10

今年の秩父市吉田の「龍勢祭」は10月10日とのことで、今日11時5分の西武秩父駅発の臨時バスで、現地の「龍勢会館」まで行きました。昨夜の天気予報では、曇り一時雨とのことでしたので、どうなるかと心配してました。朝まで雨が降っていましたが、その後天気が回復し、青空も出てきました。本当に幸運でした。
この「龍勢祭」は、秩父事件で知られる秩父市吉田の椋神社の秋の例大祭の奉納行事です。朝9時から15分おきに、30個の手作り「農民ロケット」が次々に打ち上げられ、夕方5時近くまで続きます。このロケットは、太い赤松の生木を縦に二つに割り、中をくりぬき再び合わせて、竹のタガで絞めて火薬筒として、中に伝統の調合火薬を詰め、バランスをとるため「矢柄」と呼ばれる20メートルほどの青竹を取り付け、発射台から「口上」に続いて打ち上げます。写真は、その様子です。
暑い秋の一日を広場に敷物を引き、飲み食いしながら龍勢を見物していると、田舎の秋を味わえます。また、来年も見に来たいと思いつつ、臨時バスで西武秩父駅に戻りました。