秩父夜祭りの大祭

s-shimada2010-12-03

12月3日は、秩父夜祭りの大祭の日です。今年の屋台歌舞伎の当番は、上町屋台で11時からの公演とのことで見物に出かけました。大通り一杯に左右に張り出し舞台を組み立て、立派な歌舞伎舞台が出来上がっていました。主催者と来賓のあいさつの後、秩父歌舞伎正和会の「青砥稿花紅彩画 浜松屋見世先の場」と花小歌舞伎クラブの「吉例曽我対面 工藤館の場」が行われました。写真は、その様子です。
午後は、一番重い下郷笠鉾の神社への宮参りを見物しました。大通りでは、今日も「屋台曳き踊り」が行われていました。今日は、子供達も学校が休みのため見物に出てきており、露店で美味しいものを買って食べていました。
夜6時から、まず御神幸行列が出発し、続いて中近、下郷の笠鉾、宮地、上町、中町、本町の屋台が続きます。斎場のある秩父公園の「御旅所」直前の「団子坂」の急斜面を曳き上げるのが一番の見所です。夜7時半からは、日本芸術花火、競技花火、スターマイン等の花火が次々に打ち上げられ、祭を盛り上げていました。
午前中は、例年より人出が少ないかなあと感じましたが、午後から急に増えて、新聞発表では、21万3000人とのことでした。昨夜からの雨も朝9時頃上がり、日のさす暖かい穏やかな良いお祭りでした。