秩父川瀬祭り

s-shimada2011-07-20

昨日の宵宮に続き、今日は秩父神社の川瀬祭りの当日です。今日も台風6号の影響で、朝からどんよりした雨模様の天気でした。こんな川瀬祭りは、始めてです。この祭りは、秩父のお祇園とも言われ、子供たちが元気で暑い夏を乗り切るようにとの願いが込められています。今年は、それ以外にも東日本大震災の復興を願って行われました。この祭りの祭典は荒川の斎場で行われ、その行列の先導を8台の屋台・笠鉾が努めます。勇壮な秩父屋台囃子を響かせながら、ゆっくりと荒川の近くの「中村広場」まで曳き下ろされます。
秩父神社境内から12時30分に先頭の番場町の屋台が曳き出され、決められた順序に従って、8台の屋台・笠鉾が続きました。沿道は、多くの見物者で賑やかでした。最後の本町の屋台が雨の中を到着すると、神社の行列が続き、最後に荒川に入って有名な「神輿洗い」が青年氏子により行われました。写真は、雨のためシートの覆われた中村広場での屋台の様子です。
帰りは、2台の笠鉾と1台の屋台は、独自のルートを帰りましたが、残りの5町会は、恒例の神社入口交差点で最後のお別れ行事を派手に行いました。夜は、各町会の笠鉾・屋台は雨の中を市内を曳き回されました。東町屋台は、例年通り冬の秩父夜祭りで有名な「団子坂の引き上げ」を今年も行いました。台風の影響のあった今年の川瀬祭りも何とか終わりました。子供達も明日から元気に夏休みを楽しむことでしょう。お疲れ様でした。