秩父祭笠鉾特別組立

s-shimada2012-10-06

重要有形民俗文化財に指定されている「秩父祭屋台」の指定50周年記念事業として、この度の三連休を中心に組立、曳行、解体を多くの皆さんに見て頂く行事が開催されました。12月3日に曳き回される笠鉾・屋台のうち「中近」と「下郷」の笠鉾が3層の花笠で飾られ、2台揃って10月7日に市内を曳き回される予定です。写真は、中近笠鉾の組立作業の様子です。
この行事に華を添えるために、神社近くの川瀬祭りに曳行される「番場」、「東町」、「宮側」の各町内の屋台と「道生」の笠鉾も組立・飾置が行われます。
昔は、この姿で曳行していましたが、大正3年に市内の街中に電線が架設されると、高さの関係で曳行できなくなり、現在の秩父夜祭では、花笠を付けずに曳行しています。大通りの「架線地中化」が部分的に行われ、曳行が可能になりました。久しぶりに、素晴らしい様子が見られる事と思います。明日が楽しみです。