秩父祭笠鉾特別曳行

s-shimada2012-10-07

昨日の組立作業に続いて、今日は、市内を曳き回す行事が行われました。朝から雨が降っていましたが、9時頃から雨があがり、天気が回復してきました。中近笠鉾が屋台庫前からベルクの上の道を通って、公園橋通りを秩父駅まで曳き上げました。
12時からは、秩父神社境内から下郷笠鉾が大通りへ曳き出され、秩父駅前の交差点から道生屋台庫まで曳き下ろされ、その後神社まで戻りました。この下郷笠鉾は、高さ15mで重さ20トンと言われています。毎年の秩父夜祭では、三層の花笠を外して屋型で曳行されています。しかし、この山車の呼び名は、この原型に従い現在も笠鉾と言われています。写真は、下郷笠鉾の様子です。中近笠鉾は、秩父駅前から秩父神社までの往復を曳行されました。この笠鉾は、高さ15mで15トンと言われています。
今回は夜も曳行され、昼間通った道をぼんぼりに灯りを灯して、曳行されました。夜は、昼間と違った雰囲気を醸し出し、素晴らしい風景でした。久しぶりに昔の人のこの山車にかける意気込みを感じました。貴重な文化財として、長く立派に保存したいと思います。