秩父夜祭り(宵宮)

s-shimada2018-12-02

12月2日は、京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の一つである秩父夜祭りの宵宮です。この祭りは、秩父神社例大祭で、12月1日から6日までですが、特に2日(宵宮)と3日(大祭)は賑やかです。この祭りは、極彩色の彫刻で飾られた華麗でしかも重厚な笠鉾・屋台が、リズミカルな秩父屋台囃子を響かせ、夜空を彩る花火と共に、市内を曳き廻される勇壮な祭りです。
昨年12月1日未明に全国33か所の祭り「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録が決まりました。埼玉県でも秩父神社の「秩父祭」と川越氷川神社の「川越氷川祭」が登録されました。
午後から、中近笠鉾と宮地、上町、中町、本町の各屋台は、秩父神社への宮参りを行い、大通りを「曳き踊り」を披露しながら、曳き廻されました。
夜は、宵宮に相応しくぼんぼりで飾られた豪華絢爛な屋台が大通りを曳き廻されました。写真は、大通りでの夜の二台の屋台がすれ違う時の様子です。明日は、いよいよ大祭です。予報では、曇りとのことで、ユネスコ無形文化遺産登録の影響もあり、多くの観光客が予想されます。年に一度のお祭りを盛り上げてくれることでしょう。

秩父夜祭りの準備

s-shimada2018-11-25

待ちに待った秩父夜祭りが、近ずいてきました。この祭の主役である笠鉾・屋台の組み立て作業が、今日の日曜日に各町内で始まりました。この祭りは、秩父地方の総社である秩父神社例大祭であり、12月1日から6日まで六日間ですが、中でも2日の宵宮、3日の大祭が祭の中心です。写真は、林家たい平さんが「はやして」として乗る予定の上町屋台の組み立て風景です。
この祭りの見所は、何といっても3日の秩父公園御旅所での夜の祭典です。神社から秩父公園までの行列(御神幸行列)は、沿道で見ることができます。公園や沿道には、パイプで有料の桟敷席が作られます。この行列は、神輿一基、御神馬2頭、大榊等をはじめとし、総勢200名以上の行列と、その後に続く中近笠鉾、下郷笠鉾、宮地屋台、上町屋台、中町屋台、本町屋台の順に続きます。6台の華麗で重厚な笠鉾・屋台が勇壮な秩父屋台囃子を響かせ、夜空を彩る花火の中を次々と秩父公園まで団子坂を曳き上げられ、秩父公園の広場に集合して祭典が行われる予定です。
今日から市内の至る所で準備作業が始まっており、ユネスコに登録されたため、多くの観光客がお見えになることでしょう。子供も大人もこの祭りを楽しみにしています。 

秩父市荒川の「新そばまつり」

s-shimada2018-11-18

秩父市荒川の「ちちぶ花見の里」において、「第25回ちちぶ荒川新そばまつり」が午前10時から開催されました。毎年、西武秩父駅から無料のシャトルバスが運行されますので、今年もそのバスで10時過ぎに出かけました。天気は曇りの日曜日でした。
会場の近くに無料バスが到着し、踏切を渡り、裏口から会場に入りました。各店とも多くの人々で長い列が出来ていました。今年も、多くの客が並んでいる店で食べることにしました。30分位待ってやっと順番が来て、「新そば」が食べられました。この写真は、美味しそうな「新そば」の様子です。
会場内には、多くのテントの店で農産物、郷土の土産等の品物が販売されておりました。仮設のステージでは、郷土芸能やアトラクションが行われておりました。多くのお客さんが、楽しそうに飲み食いをしていました。曇りでしたが、楽しい一日でした。

秩父市内の案内板

s-shimada2018-11-02

秩父市内を散策していると、時々目に付くものがあります。それは、写真のような案内のためのものです。秩父神社を中心に旧市内の辻などに100個が設置されております。この物の名前は、開運案内版「どこいくべぇ」と書かれており、その土地に関係するものの鋳物が収められており、その解説が述べられております。一つ一つ見て回るのも面白いと思います。全体の設置の様子は、西武秩父駅から市内への近道にありますので、探してみてください。
秩父地方も12月3日の秩父夜祭に向かって準備に入っております。ユネスコ文化遺産に登録された影響で、今年も多くの観光客を迎えることでしょう。楽しみにしております。

2018秩父はんじょう博

s-shimada2018-10-20

今日と明日にかけて秩父市長尾根のミューズパークで、多くの団体が合同で大掛かりなイベントが開催されました。このイベントが、「2018秩父はんじょう博」です。このミューズパークは、観光客を集める目的で西武鉄道が開発した広い公園で、現在は秩父市に移管され、市が管理しています。いつもは、広い駐車場もがらがらですが、今日ばかりは満車の駐車場が目につきました。10時過ぎに自宅を出て、10時半の西武秩父駅発の無料バスで出かけました。
この「2018秩父はんじょう博」の主なコーナーは、食品コーナー、商工業者による展示即売、秩父染織の里アウトレット、秩父青年会議所コーナー、こども広場イベントとして「野外ステージイベント」、「こども芸能大会」と「秩父舞祭 C-DANCE」が行われていました。
久し振りの晴天となり、多くの人々で込み合っていました。食べものや色々な品物を買う人々や子供たちで賑やかでした。写真は、場内のテントの店の様子です。秋の一日をみなさん充分楽しんでおりました。
  

我が家の庭の「秋明菊」

s-shimada2018-10-14

先日の秋明菊のブログで気になって、我が家の庭にもあったことを思い出し、庭を探したところ今年は大量の花を見付けました。その様子は、写真の通りです。秩父地方でよく見かけるのは、白色の花で、その他にもピンクと赤色の花が見られます。我が家の花は、赤でした。今年は庭の草花が、すごい勢いで成長したので、よく見る気にもなりませんでした。
その他にキンモクセイもすでに終わっり、これからは、イチョウの季節になりますが、綺麗に色ずくか心配です。

秩父地方の「秋明菊(貴船菊)」

s-shimada2018-10-06

最近やっと秋らしくなりましたので、秋明菊の様子が気になります。我が家の庭の秋明菊は、まだ蕾のままです。この花は、京都の貴船あたりに多く見られることから、この別名で呼ばれています。昭和天皇が、昭和25年に秩父に来られた折に読まれたお歌に、秩父貴船菊が謳われておりました。その歌は、次の通りです。
 「山裾の 田中の道の 貴船菊 ゆふくれなゐに にほえるを見つ」
そのため、当時は秩父市の花でした。その後、芝桜が有名になり、現在は、芝桜が秩父市の花となっています。
この花は、品のいい花で市内にも所々で見られます。写真の花は、我が家の近くで偶然見かけたもので、綺麗に咲いている秋明菊貴船菊)です。「秋が近づいているなあ」と、つくずく感ずる花です。秩父地方も秋の観光時期に入り、多くの観光客で賑やかになることでしょう。